朝の藤棚、撮りに行ってみた
春の朝、ひとりで目が覚めた5時。
「きっと今なら、人がいない藤棚が見られるかも」そんな気がして、カメラを持ってそっと家を出ました。
目的地は、福岡県柳川市の「中山の大藤」。到着した時、空気はまだひんやりしていて、指先が少しかじかむくらい。
だけど、誰もいない静かな藤棚の下に立ったとき、「来てよかった」と思えました。
福岡・柳川にある中山の大藤へ
「中山の大藤」は、福岡県柳川市にある藤の名所。
毎年4月中旬から下旬にかけて見頃を迎え、地元の人だけでなく、遠方から訪れる人も多い人気スポットです。とくに満開の時期にはライトアップも行われて、幻想的な景色が広がるそう。
でも今回わたしは、人が少ない朝の時間を狙って、のんびり撮影してきました。
藤の花をそっと近くで

・カメラ:Canon EOS Kiss X7
・レンズ:単焦点レンズ(EF55mm F2.0 )
・モード:M(マニュアル)
・F値:2.8
・シャッタースピード:1/250秒
・ISO:800
まだ誰もいない藤棚の下。レンズを向けると、やさしい光に照らされた花が、静かに揺れていました。
その姿があまりにきれいで、気づけばシャッターを何度も切っていました。
少し引いて、藤棚の全体も

・カメラ:Canon EOS Kiss X7
・レンズ:単焦点レンズ(EF55mm F2.0 )
・モード:M(マニュアル)
・F値:2.8
・シャッタースピード:1/250秒
・ISO:800
次に撮ったのは、藤棚を少し引いた位置から。
藤の花が天井のように咲いていて、風にそよぐたびに、まるで花のカーテンのようでした。
緑の葉と薄紫の藤のコントラストが、春らしくて、見ているだけで気持ちが明るくなります。
朝日と一緒に撮った藤の花

・カメラ:Canon EOS Kiss X7
・レンズ:単焦点レンズ(EF55mm F2.0 )
・モード:M(マニュアル)
・F値:2.8
・シャッタースピード:1/250秒
・ISO:800
そしてこちらは、朝日が昇りきったころに撮った1枚。
陽が差し込んできたタイミングで撮ったんですが、思っていた以上に明るくなりすぎて、藤の花の色がうまく残せませんでした。
でもこれも、わたしにとっては大切な“失敗の一枚”。
「この時間帯はこうなるんだなぁ」って、次に活かしたくなる写真です。
また来年も、この藤棚で
寒い朝にちょっと勇気を出して、カメラを持って飛び出してよかった。
柳川市の「中山の大藤」は、福岡県内で藤の撮影をしたいカメラ初心者さんにもぴったりのスポットです。
また来年の春も、静かな時間にあの場所を訪れたいなと思いました
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