単焦点レンズのたのしさに気づいた日
わたしが一眼レフカメラを手にしたのは、ほんの少し前のこと。
最初はキットレンズだけで、ドキドキしながら写真を撮っていました。
でも、撮れば撮るほど「もっとふんわりした写真が撮りたいな」と思うように。
そんなときに出会ったのが、単焦点レンズ 35mm F2.0でした。
フラワーパークでレンズデビュー
初めて単焦点レンズを使ったのは、鹿児島にある「フラワーパークかごしま」。
地元の人に「ここはお花がきれいだよ!」と教えてもらって、思い切って年間パスポートまで買ってしまいました。
カメラ初心者のわたしにとって、
たくさんのお花に囲まれてゆっくり歩けるこの場所は、まるで秘密の練習場みたい。
広い園内をのんびり散歩しながら、
35mmの単焦点レンズで、気になった花や景色を一つずつ撮っていきました。
カメラを持って歩くことが楽しいって、もっと好きになれました。
背景ぼけが作るやさしい世界
最初に撮ったのは、満開のピンクのお花たち。
手前にある葉っぱがふんわりぼけて、主役のお花がそっと浮かび上がりました。

細かい花びらの表情まできれいに映り、
背景がやさしくなじむことで、写真全体がふんわりとした雰囲気に包まれます。
色の違いも楽しめる!
小さな蓮も撮ってみました。
背景が自然にぼけて、鮮やかなむらさきと水滴がぐっと引き立ちました。

シンプルな構図でも、色と形がきれいに映えるのは単焦点レンズならでは。
撮るたびに、いろんな写真が撮れて楽しくなっちゃいました。
単焦点で撮りたくなる景色
単焦点レンズに慣れてくると、「あ、ここも撮ってみたい」「この花もきれいだな」と、今まで気づかなかった景色にも自然と目が向くようになりました。
近くに咲いている花、道ばたに落ちる葉っぱ
どれもレンズを通すと、特別なもののように感じます。
そんな変化も、単焦点レンズが教えてくれたことのひとつです。
初心者にこそおすすめしたい理由
単焦点レンズ 35mm F2.0は、初心者でもやさしくふんわりとした写真が撮れるレンズです。
背景が自然にぼけることで、主役が引き立ち、撮りたいものに自然と目が向かいます。
明るいF2.0のレンズは、少し暗い場所でもきれいな写真が撮れますし、
軽くてコンパクト(約350g)だから、カメラを持って散歩するのも負担になりません。

主役が目立つと写真を見た人にどんな写真か伝わりやすくなるよ。
わたしとレンズのこれから
単焦点レンズは、わたしにとって「カメラを持つ楽しさ」を教えてくれた大切な存在です。
これからもこの35mm F2.0レンズと一緒に、
小さな発見や感動を一枚ずつ、ゆっくりと写真に残していきたいと思います。
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